Point Map No.37,38,39
比較的硬い岩質のため侵食されずに残された水冷破砕岩。水面下に作られた洞穴と
クレパスは、海退の時代陸地だったころに山からの水の流れによる侵食で出来たも
のと想像される。(ここから沖に向かっていくつもの水路が確認できる。)湾の奥、
水深10m以浅の入り組んだ岩礁域は海藻が豊かに育ちタナゴ、メバルなど多くの根
魚たちの住処が広がっている。湾の沖側水深20m前後に点在する落石の周りには、
コブダイやフサギンポなど中型の魚と砂地にエイ(カスベ)やヒラメが産卵のため
やってくる。また、江戸時代にここを訪れた弁財船の四つ目錨が今も残されている。
潮に乗ってクラゲ類やサルパ類、イワシの群れも夏から秋にかけて頻繁に見られる。
義経伝説の女郎子岩礁域は、釣り人やダイバーが上陸するところ。ウミウシの種類
も豊富なところ。初夏には、頂上にオレンジ色の山百合が花簪のように咲く。